JR東海道線藤沢―大船駅間で設置が予定される「村岡新駅(仮称)」を巡り、市民団体「村岡新駅とまちづくりを考える会」(吉塚晴夫代表)は3日、設置中止を求めて鈴木恒夫藤沢市長と黒岩祐治県知事に1570筆の署名を提出した。
署名では、両駅間(約4・6Km)は電車でわずか4分ほどの距離にあり、新駅を誘致する経済合理性を疑問視。「税金の使い方として適切なのかどうか、将来世代に多大の負担を負わせることにならないか」と懸念を示し、「何よりコロナに苦しむ県民の暮らし応援と、医療や介護、社会福祉充実のためにつかわれなければならない」と指摘。計画の見直しを求めている。
同団体は昨年1月にも約5400筆の署名を提出している。
新駅整備を巡っては、昨年2月に県と鎌倉市、藤沢市、JR東日本の4者が合意。2032年頃の開業を目指している。
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