市立長後中学校で5日、持続可能な開発目標「SDGs」について3年間学んだ生徒たちが学習の成果を披露する「長後SDGs縁日」が開かれた。長後商店街や地元企業・団体も協力。当日は子どもから大人まで多くの地域住民が訪れ、知見を深めた。
それぞれの展示ブースを屋台に見立て、17の目標を的にしたストラックアウトや、フェアトレード商品展示、車椅子やボッチャの体験など、楽しく学べる工夫が凝らされたブースが立ち並んだ。
同校生徒たちは総合の授業時間を活用し、これまで多文化共生や平和などテーマを設けながら、SDGsについて学びを深めてきた。地域でSDGsの取り組みを行う団体を自分たちで探し出し、訪問取材を行うなど積極的に取り組んできたという。
同校地域貢献実行委員長の寺井ななみさんは「修学旅行先の広島県でインタビューをする予定だったが、コロナ禍で2度延期し2月にやっと行けた。バタバタだったが、こうして地域の人と楽しむことができて、中学校生活最後の良い思い出になった」と話した。
元々、長後商店街で実施される予定だったが、まん延防止等重点措置の延長もあり、急遽同校で開催されることになった同イベント。同実行委員長の武藤夏蓮さんは「商店街の人とも交流できて、縁日が新たな出会いのきっかけになった」と笑顔で話した。
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