1923年に発生した関東大震災や、その翌年の丹沢地震に関する事柄が記載された市内7カ所の石碑が先月29日、国土地理院の「自然災害伝承碑」に登録された。国土地理院の地図上にも掲載されることとなり、石碑近隣の地域住民に防災意識の向上を促すことが期待される。
「自然災害伝承碑」とは、過去に発生した地震や津波、火山災害、土砂災害等の被災状況を後世に伝えるために建てられた恒久的な石碑やモニュメントを指す。今回市内で登録されたのは大震烖記念碑(遠藤)、大震災記念碑(宮原)、復興記念碑(遠藤)、大震災復興記念碑(亀井野)、復興碑(稲荷)、嗚呼九月一日(藤沢)、震災記念碑(片瀬)の7カ所。いずれも1924年から35年の間に建てられたもので、その地域での死傷者数、建物の倒壊状況、当時の様子などが記されている。
国土地理院では、これらの伝承碑に遺された過去からの貴重なメッセージや教訓を地形図等に掲載することで、地域の人々に伝えるとともに、教訓を踏まえた的確な防災行動による被害の軽減を目指すとしている。
|
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>