またの名を、水族館最寄り駅――。
小田急江ノ島線の片瀬江ノ島駅に１日、「新江ノ島水族館 最寄駅」と書かれた副駅名看板が登場した＝写真。乗降客の利便性向上を目的に同電鉄が昨年４月から始めた取り組みの一環。同館と連携し、江の島を訪れる観光客へのおもてなしムード醸成を図る。
副駅名看板は１番ホームと４番ホームの計８カ所14面に設置。広告媒体として同館が掲出しており、今回が３例目となる。他には「東京農業大学最寄駅」（経堂駅）、「和光大学最寄駅」（鶴川駅）がある。
同駅は１９２９年４月に開業。２０１８年からリニューアル工事が始まり、20年２月には竜宮城をイメージした外観が完成。同年７月には同館の協力で、構内の改札前にミズクラゲの水槽もお目見えした。
同館担当者は「片瀬江ノ島駅は湘南の玄関口。観光客が副看板や水槽を見て、『湘南に着いた』というわくわくを感じてもらえれば」と話した。
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