JAさがみ管内のハウストマトの出荷が旬を迎えている。藤沢地区都市農業活性化拠点施設(亀井野)にあるトマト撰果場でも連日20人ほどのスタッフを動員し、1日あたり1500箱ほどの選別と箱詰め作業に追われている。
冬が温暖なこともあり、ハウストマトの栽培が盛んな藤沢市や茅ヶ崎市。両市には計47戸のトマト農家があり、年間で1285トンを出荷している。JAさがみの担当職員によれば、今年のトマトは先の冬が寒かったこともあり、出荷の流れは例年より遅いものの生育具合は順調。価格も例年通りで、時間をかけて作られているだけに大玉が多いという。
取り扱っている主な品種は「桃太郎」。皮が薄いため、口の中に皮残りを感じさせないのが特徴だ。ただ他のトマトに比べ柔らかいため、選別には繊細さが必要となる。春の大型連休頃に出荷のピークを迎えるという。
JAさがみでは、この春から1kg小箱のデザインを刷新した。トマトが成長していくイラストや神奈川県内統一ブランドの「じゃん」も表記し、人目を惹くデザインを模索した。「主に県内のスーパーに出荷されているので、多くの皆さんに食べてもらいたい」と担当職員は話している。
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