神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2022年7月1日 エリアトップへ

藤沢市が「トライアル・サウンディング」 「市役所 無料で貸します」 公共施設活用へ社会実験

コミュニティ社会

公開:2022年7月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
藤沢市が配布しているチラシの一部
藤沢市が配布しているチラシの一部

 藤沢市は今年度、公共施設を民間事業者や市民に一定期間お試しで利用してもらい、効果的な利活用のあり方を検証する「トライアル・サウンディング」を実施している。先月15日に要項を発表、同日から募集を開始した。市によると市役所で同制度を活用するのは県内でも「把握している限り例がない」といい、今年度の検証を経て、来年度以降の運用を検討する。

 対象は市役所本庁舎のうち、▽地下1階のイベント広場(約180平方メートル)▽東側のサンライズ広場(約450平方メートル)▽5階の屋上庭園(約400平方メートル)―の3カ所。いずれも書類提出や市による審査があるが、原則1日以上、1カ月以内の範囲で無料で暫定利用することができる。

 実施期間は来年3月末まで。広く事業者や市民のアイデアを募り、公共施設の活用方法を探る。

 藤沢駅に近く、多くの人が行き交う好立地とあって、すでに複数の応募が寄せられているという。市の担当者は「物品の販売やミニフリーマーケット、サークル活動など、様々な可能性が考えられる。思い思いの事業や活動を試してみて」と利用を呼び掛ける。

駅近、地域活性にも

 市はこれまでも市役所や市民広場の有効活用に取り組んできた。一昨年9月からはコロナ禍で疲弊する事業者への支援を兼ねて、東側広場と西側広場の2カ所に週3日、キッチンカー事業者が出店。西側広場では週2日、市内の農家らが新鮮な野菜などを廉価で販売するなどしており、いずれも好評を博している。

 一方、地下広場や屋上庭園など1年を通じてあまり活用できていない場所もあった。今回の事業はこうした取り組みを発展させ、公共施設の市場性を把握するとともに、市役所をより親しみがある場所として周知し、地域活性にもつなげる狙いがある。

 申請者は事業実施することができる法人、個人事業主、任意団体。所定の使用計画書や誓約書、申請書を市に提出する。公序良俗に反するものや政治、宗教的な活動などは実施できない。

 事業の詳細は市ホームページ、問い合わせは市企画政策課【電話】0466・50・3502。

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

藤沢版のトップニュース最新6

産学医連携であす初開催

新湘南ウェルビーイングフェスタ

産学医連携であす初開催

次世代の健康管理や移動体験

11月22日

26年度で廃止か

ふれあい入浴事業

26年度で廃止か

「公平性に欠ける」監査で指摘

11月22日

市の説明会に不安の声

稲荷やすらぎ荘

市の説明会に不安の声

”閉鎖・廃止”勘繰る利用者も

11月15日

夢のマウンドへ

東海大相模藤田投手

夢のマウンドへ

羽鳥中出身 日ハム2位指名

11月15日

藤沢産バナナ初出荷

遠藤在住小林さん

藤沢産バナナ初出荷

JAさがみ直売所で今月末まで

11月8日

六会工区が開通

善行長後線

六会工区が開通

12月から、交通利便性向上

11月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月22日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

平均歩数で景品ゲット

ふじさわ歩くPJ

平均歩数で景品ゲット スポーツ藤沢市

申込締切は11月30日(土)

11月1日~12月31日

藤沢版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook