高校生で起業し若い女性目線の企業コンサルティングで地域活性に尽力する 松村 萌々(もも)さん 湘南台出身 25歳
若い力で地域をハッピーに
○…「社長、やってみない?」。花の青春を謳歌していた15歳に、突然開かれた運命の分かれ道。母の仕事の手伝いで、経営者交流会に参加した帰り道のことだった。交流会で意欲に溢れる経営者も、先行きに悩む経営者の姿も目にしたばかり。友達に相談しようにも、同じ状況の人がいるわけもない。それでも、提案してくれた母の瞳のきらめきと「迷った時は面白そうな方へ」の持ち前の好奇心が背中を押した。
○…立ち上げたのは「若い女性目線による地域と企業のコンサルティング会社」。「ずば抜けて成績が良いわけでも特別な能力があったわけでもない。強いて言えば武器は『若さ』」と自己分析。地元経営者との会話で必ず聞かれる「今の若い女の子って何考えてるの」をそのまま方針に据えたという。
○…「地域に笑顔を」をモットーに、社会のニーズに合わせ、都度学びながら、主力の事業を変えてきた。一つの転機が北海道のメロン農家との出会い。規格外の破棄作物問題や、流通ルートの開拓などの相談を受け「女の子が喜ぶ、おいしい果物を気軽に食べられるお店」を思い付いた。
○…3年前に湘南台で「フルーツパーラーぶんぶん」を開店。社員とパート、計20人のチームで「地域の憩いの場づくり」に取り組む。観光の視点での店舗運営を学びたいと、昨年沖縄で2号店を開店。現在は藤沢と沖縄を行き来しながら、地産フルーツの活用による地域活性を次の目標に掲げる。妹が描いてくれた店舗マスコット「BUNBUNちゃん」のアニメーション化など、スタッフの「やりたい、面白そう」も原動力。「湘南台、藤沢が大好き。若い力、女性の力で地域をもっと盛り上げたい」とほほ笑んだ。
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