相模湾に広がる深海の一端を、生態系とともに紹介する特別展「水中ドローンで探検!江の島沖 深海の入り口」が16日から新江ノ島水族館で始まった。
同館は2019年から江の島沖で水深100〜300mの大陸斜面域を継続して調査。一昨年には79年ぶりとなる珍種「コトクラゲ」を発見したほか、これまで複数の新種を確認している。
同展では、江の島沖大陸斜面域の特徴を再現した専用水槽を2基設置し、トリノアシやアカトラギス、ボウズウニなどの海の生き物を展示。また実際に同館が使用する水中ドローン「DiveUnit300」(FullDepth社)の実機もお披露目する。そのほか、同斜面域で確認した175種類を一挙公開するパネルや群生の様子を紹介する動画展示もある。同館では「海洋生物の宝庫・相模湾にある『江の島』の魅力を体験してほしい」と話している。
特別展は来年3月31日まで。8月31日まで生き物や水中ドローンについて楽しく学ぶ「クイズラリー」も実施している。
問い合わせは同館【電話】0466・29・9960。
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