小出川沿いの約3Kmに赤、白のヒガンバナが開花し訪れる人の目を楽しませている。あす9月24日(土)には大黒橋から寒川町青少年広場までの川沿いで「第15回小出川彼岸花まつり」が開かれる。
模擬店や休憩所が設置されるほか、スタンプラリーも実施。台紙に4カ所のスタンプを集めると、先着順で野菜などの景品が渡される。
現在では、市内外から観光客が訪れる秋の名所の一つとなった同所。ヒガンバナが植えられたきっかけは、「地域美化活動の一環」だった。
活動に携わる遠藤彼岸花の会・現会長の宮治孝雄さん(77)によると、河川改修がされた小出川沿いは粗大ごみなどの不法投棄が絶えず、近隣に休耕田・遊休地が増えたことも相まって雑草も増加していたという。そこで2002年、地域住民らが草刈りとともに、もともと球根に毒性の物質があり、水田の畦道にモグラよけとして植栽されていたヒガンバナを植えようと発案。翌年から団体を発足し植栽し、開花時期に合わせてまつりも毎年実施するようになった。
宮治さんは「田園、里山風景とヒガンバナを多くの人に楽しんでもらえたら」と呼び掛けた。
まつりは午前10時から午後3時。小出川彼岸花団体協議会(遠藤・打戻・おおぞうの各彼岸花の会)主催。問い合わせは市観光センター【電話】0466・22・4141。
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