県はこのほど、県内927地点の基準地価(7月1日現在)を公表した。藤沢市は住宅地の平均変動率が過去10年間では最高となるプラス2%となり、市町村別では茅ヶ崎市に次いだ。「湘南エリア」人気やコロナ禍に伴うリモートワークの普及などが影響したとみれられる。商業地はプラス1%、工業地はプラス0・7%でいずれも過去10年間では最も高い上昇率だった。
藤沢市の1平方メートルあたりの平均価格は住宅地が20万9300円で前年比4800円、商業地が38万4600円で同4300円、工業地が8万5800円で同500円、それぞれ上昇した。
地点別の変動率をみると、住宅地で最も高いのが鵠沼桜が岡1丁目の地点でプラス4・0%の26万3千円。羽鳥1丁目付近がプラス3・9%の23万8千円、鵠沼海岸1丁目付近がプラス3・8%の24万8千円と続いた。藤沢、辻堂、湘南台の各駅徒歩圏や海岸に近い鵠沼地区を中心に需要が好調な様子がうかがえる。
商業地は大型商業施設の「テラスモール湘南」が立地する辻堂神台1丁目の一角がプラス3・0%の69万5千円でトップ。そのほか9地点中8地点で上昇した。昨年後半以降のコロナ禍からの回復傾向が続いている。
工業地は2地点中、菖蒲沢大上のみがプラス1・4%の7万500円で上昇。県によると高速交通道路網の整備などにより、周辺工業地の地価が堅調という。
県全体では住宅地の平均変動率はプラス0・8%で3年ぶりに上昇に転じた。商業地はプラス1・9%、工業地はプラス3・9%で10年連続の上昇となった。全体的に前年の回復傾向がより鮮明になった。
基準地価は各都道府県が毎年公表する土地標準価格。県は9月20日、県内927地点(住宅地646地点、商業地223地点、その他58地点)の基準地価を公表した。
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