全国の予選を通過した14校が出場した「日本管楽合奏コンテスト」が13日に尚美バリアホール(東京都文京区)で開かれ、最優秀賞を受賞した5校の内の1校に湘南工科大学附属高校吹奏楽部が選ばれた。
9月に提出したCD審査で最優秀賞を受賞し、創部初の全国大会に出場した同部は、予選に続き15人まで編成できる「高等学校S」に7人で出場。クラリネットやトランペットのほかフルートやピッコロなど、8つの楽器を使い鮮やかな音色を奏でた。
予選で演奏した課題曲「オーバードストリーム」を全国大会でも披露。同曲はそれぞれの楽器にソロがあり、個々の力が試される反面、曲の一体感も求められる楽曲で生徒らは「7人だからこそ音を合わせることができた」と振り返る。
全国大会前の11月に出場したアンサンブルコンテストでは良い結果が出ず、音のまとまりのなさなどが課題に残ったが、その後の練習で1つ1つの音の確認から、曲の出だしなど基礎から練習し直した。
副部長の菊地由桜さん(2年)は「予選のCD審査とは違い、5人の審査員を前での演奏は緊張したが、観客に聴いてほしいという気持ちを持って演奏した」と話した。
今大会で最後のコンテスト出場となった部長の井上波瑠希さん(3年)は「結果を聞いたときは信じられないほどうれしかった。いろいろ考えながら部長としてがんばり、初めての全国大会で緊張したが、本番は楽しくできた」と語った。
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