昨年の東京五輪で新種目に加わったスケートボード専用の広場が、秋葉台公園(遠藤)の一角に完成した。北部エリアの公共施設としては初めてで、市は「新たなコミュニティーの場として役立ててほしい」としている。供用開始は12月4日(日)正午頃から。
同公園北部のスペースを一部活用し、広さ約460平方メートルの広場を整備した。平場滑走部は約270平方メートルで、クォーターランプ(幅3・6m×奥行3・2m)やコンクリートバンクセッション(高さ1・2m)、カーブボックス(長さ6m)を備える。市によると東京五輪スケートボード競技会場を手がけたビルダーらの協力もあり「初級者から上級者まで楽しめる施設になった」という。
利用料は無料。午前8時30分から午後4時30分(4〜9月は午後6時)まで開場する(第3月曜日は閉場)。
同公園には秋葉台文化体育館のほか、球戯場や屋内外プール、遊具などが整備されており、「市民スポーツを支える北の拠点」として親しまれる。鈴木恒夫市長は先月24日の定例記者会見で「多くの人にご利用いただき盛り上げていただきたい。新たなコミュニティーの場となることを期待する」と述べた。
スケートボードの拠点施設としては南部に全国でも有数のスケートパークを有する鵠沼海浜公園(鵠沼海岸)がある。
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