藤沢市文書館(朝日町12の6)で12月26日(月)まで、収蔵資料展「江戸時代の長後地区-地域に伝えられた絵図・手紙から」が開かれている。同館所蔵の約50点の資料を展示し同館学芸員は「これまで目に触れることが少なかった資料から村人の暮らしに思いを馳せてもらえたら」と話す。
会場は「長後地区の江戸時代の村々」「村人と負担」「上長後村を取り巻く世界」「長後地区の寺社と石碑」の4部で構成。絵図や書状・書簡などから「助郷を含めて多くの賦課がかかっていたこと」「幕末の上長後村と周辺の村が、藤沢宿だけでなく戸塚宿と関わりが深かったこと」などが伺い知れる。
同館によると、長後地区の資料の多くは「藤沢市史」近世編発行(1974年)以降に発見され、「藤沢市史資料所在目録稿」に掲載されるのみとなっていた。昨年度「歴史をひもとく藤沢の資料6長後地区」の刊行にあたり、資料を再整理した際、江戸時代の長後地区の姿を伺い知れる資料が多数確認されたことを受け、今年度の収蔵資料展が企画された。
入場無料。午前9時から午後4時30分。土日祝日休館。(問)同館【電話】0466・24・0171
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