県立湘南台高校の吹奏楽部「White Shooting Stars」が11日、埼玉県のさいたまスーパーアリーナで開催された「第50回マーチングバンド全国大会」に出場し、「高等学校の部・大編成」で最優秀賞とグランプリの文部科学大臣賞に輝いた。グランプリは4年ぶり6回目で、生徒らは「結果が残せてうれしい」と喜んでいる。
大会は10日から2日間行われ、小学生、中学生、一般、高校の4部門で演奏やパフォーマンス力を競った。
28組が出場した高校の部に登場した同部は100人が参加する大編成で8分間、ビートルズの「レットイットビー」や「ヘイジュード」などを演奏した。
曲中では赤や青、オレンジの旗や隊列移動で演出しながら、迫力のある演技を披露。演奏後半の管楽器が横一列に並び、楽器を高く上げて大音量で吹きながら前進する場面では、「一番の見せ場で、音も気持ちも全面に押し出して演奏できた」と部長の半田友梨さん(3年)は振り返った。
同部は昨年、国内最大級の大会として知られる「JAPAN CUP」で前人未踏の15連覇を達成するなど強豪として知られる。4年ぶり6回目のグランプリ受賞に同部顧問の羽場弘之さんは「大編成としては少ない人数だったが、1つずつの音や動きを丁寧にやった結果が出た」と生徒らをねぎらった。
湘南ドルフィンズも金
10日に行われた小学生の部・大編成では藤沢を拠点にする「湘南ドルフィンズ・マーチングバンド」が7回目となる金賞を受賞した。同クラブの砂川有さん(本町小6年)は「すごく緊張したけど、みんなでがんばって金賞が受賞できたので、すごくうれしい」と声を弾ませた。
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