藤沢市は昨年4月以降に出産した人やこれから妊娠、出産する人に対して「出産・子育て応援交付金」として現金給付を行う。妊娠で5万円、出産で5万円の計10万円を給付。申請案内は1月下旬から順次発送するとしている。
国の「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」を受けて実施する。出産や育児に必要な物品購入やサービスを想定し、ポイントやクーポン、現金など給付内容は自治体で判断できる。
藤沢市は市民に対して妊娠で5万円、出産で5万円の計10万円を現金で口座に振り込むこととした。昨年4月から今年1月までに出産した人も対象で、妊娠時分と出産後分一括で10万円を給付する。
給付には申請が必要。昨年4月から今年1月までに出産した人、今年1月までに妊娠届を提出し、出産していない人には、市が今月下旬から案内書を発送。それ以外の対象者は妊娠届や出産届提出後に原則オンラインで申請を受け付ける。
この事業の狙いは主に2つ。手薄といわれる0歳から2歳の低年齢期の支援充実と、核家族化が進み、地域とのつながりも希薄となる中、全ての妊婦・子育て家庭の孤立感や不安感を拭い安心できる環境をつくること。
安心感の創出は、支給申請を通して行う面談の強化で行う。給付申請に伴い、これまでの新生児家庭の訪問事業「ハローベビィ訪問」に加え、妊娠中の面談1回とアンケート1回を増やす。市では「面談などで悩みや困りごとの解決をしていきたい」と話す。
体調不良などで直接面談が難しい人に対応するオンライン相談窓口も開設される予定だ。
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