先月東京都美術館で開かれた国際現代美術家協会主催の「第48回ima展」で、亀井野在住の獣医師・金井修一郎さん(58)が、一般の部の最高賞にあたる「東京都議会議長賞」を受賞した。自宅で保護している猫と趣味の仏像鑑賞を組み合わせた油絵『猫と仏像』で、100点以上の出品作品から選定された金井さんは「大切に暮らしている猫の作品が選ばれてうれしい」と話した。
普段は「むつあい動物病院」の院長として犬や猫の一般診療や漢方・鍼灸治療にあたっている。その傍ら県美術家協会正会員(油彩画)として活動。幼少期から母親が主宰する絵画教室で学び、高校時代美術部で県展入選したこともあった。
獣医師を志し、同院開業時にはロゴデザインを自身で手掛けたが、制作からは離れていた。子育て中に絵を描き始めたのをきっかけに再開し「自然と描くモチーフは身近にいる猫や犬が中心になっていた」という。14年からは毎春県展に動物の油彩画を出品し、鉛筆画も年に数枚制作。所属する県獣医師会会報の表紙画も担当している。
日本大学生物資源科学部(亀井野)研究室にも毎週通い、研究員として携わるほか授業も担当。多忙な中でも「年に1枚ずつは愛する動物を描き続けたい」と話した。
金井さんの作品は1月24日(火)までひまわりの郷ギャラリー(港南区)で開催中の「県展受賞作家奨励展」にも展示中。
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