就労を希望する障害者を後押ししようと、市内の事業所が一堂に会する「ふじさわ障がい者就労フェア」が先月20日、藤沢商工会館ミナパークで開催された=写真。藤沢市と市就労移行・就労継続支援事業所等連絡会の主催で、約350人が会場を訪れた。
コロナ下での外出自粛や物価高騰で就労環境が厳しさを増す中、障害者就労や障害者への理解を深めてもらおうと初企画。就労移行支援や就労継続支援などさまざまな事業形態の48事業所が参加し、事業内容を案内するパネルやブースを設置。作業紹介や入所相談のほか、障害福祉サービスの説明など就労に関する制度の紹介もあった。
会場では事業所で制作されたクッキーやパン、アクセサリーなどの販売もあり、開場前から列ができる盛況ぶり。市の担当者は「想定を上回る反響。次回以降も開催を検討したい」と話した。
連絡会の会長を務める社会福祉法人「藤沢ひまわり」の船山敏一さん=人物風土記で紹介=は「働くための第一歩としてどんな仕事や支援策があるか知れるのは当事者のモチベーションになる。一般市民にも伝える良い機会になった」と話した。
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