子どもに美術への関心を高めてもらおうと、遠隔操作ロボットを活用した藤沢市の実証実験が先月26日、つばめ児童クラブ(川名)で行われた。
アバターロボット「newme」(ニューミー)を活用。クラブと藤沢市アートスペース(FAS・辻堂神台)をつなぎ、児童ら約40人が開催中の成果発表展「AiF(アーティスツ・イン・エファース)」の作品を鑑賞した。
児童らはスクリーンの前に集まり、代表者がコントローラーを使って、FAS内に設置されたアバターロボットを遠隔操作。ロボットを移動させて作品を見たり、アートユニットMATHRAXの久世祥三さんから「木に触れると音が鳴るインスタレーション」などの解説を聞いた。
参加した齋藤汐音さん(小学5年生)は「(FASへ)行かなくても遠隔で楽しめるのは近未来的で面白い」と話し、クラブ長の高橋剛力さん(28)は「コロナ禍でイベントが少なかった中でも、美術に興味を持ってもらう機会は貴重だった」と話した。
同様の美術鑑賞会は、市内の小学校1校でも実施された。
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