マルチタレントのDJ・HAGGY(本名:萩原浩一)さんが、自らの生い立ちを記した自伝本「1歳で両親に捨てられた僕が湘南でラジオDJになった話」を1日、文芸社から発売した。
自身2冊目となる著書は、これまで明かしたことのなかった、育児放棄されて叔父と叔母のもとで暮らした幼少期にも触れた。家を出てラジオから流れてくる歌やトークが支えだった中学時代、国家公務員や教員経験を経てラジオ業界へ飛び込んだ異色の半生を穏やかな語り口で記している。
ハギーさんは「僕の人生は思ってもみなかったことの連続だったから、何があっても驚かない。生きていればなんとかなるよということを本を通じて伝えたい」と話す。
きっかけは、2020年3月末。24年以上担当し続けてきたレディオ湘南(83・1MHz)のモーニングワイド番組を卒業した頃だった。街中でリスナーから「二冊目は出さないの」と声を掛けられた。昨年5月、再び街中で声を掛けられ、叔母や従妹たちにも「本を出すなら今」と背を押された。
現在もテレビやラジオ出演に加え、地域の親善大使や大学講師などマルチに活動するハギーさん。4月には芸能生活30周年を迎え、「地域の方たちへ感謝を伝えていきたい。自分自身の人生も見つめ直し再スタートを図りたい」と意気込みを語った。
四六並版、228頁。税込1540円。ジュンク堂藤沢店ほか全国の書店で取り扱い中。
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