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市環境事業センター完成 児童クラブ併設「ともに良い時間を過ごす場に」
石川小学校区児童クラブを併設する藤沢市環境事業センターが先月末竣工した(市内遠藤)。施工は亀井野に本社を置く(株)湘南営繕協会(最上重夫社長)と湘南台の湘南アーキテクチュア(株)(清水恵子社長)のJV。JVグループ長の紀伊博成さんは「皆さんが誇りをもって仕事ができ、子どもたちが行きたくなる施設にしたいと思い、関連事業者の皆さんと一丸で作り上げた」と話す。
外観は明るめのグレーに木をイメージさせるベージュがアクセントになりスタイリッシュに。メイン玄関の眺めは文化施設のようにも見える。
内装も同様で、エントランス脇の受付や、廊下に木材や木目の意匠が施され、働く人にはパフォーマンスを上げるためのリラックスを、訪れる人には安心の温かみを与えてくれる。また、目には見えないが、多くの壁面には光が当たることで有害物質や臭いを分解する光触媒が塗布されており、安全・快適双方の機能を実現している。
鉄筋コンクリート造3階建てで、延べ床面積はおよそ2600平方メートル。環境を担う部署らしく、エコにも配慮。照明のLED化はもちろん、屋上には太陽光発電パネルと緑化が施されている。
また、災害時に強い施設にもなった。被災時のごみは避難所の衛生管理や救急車両の交通をさまたげるものもあり、収集撤去が必要になる。そのための自家発電、燃料貯蔵、雨水貯留槽を備えている。
併設される石川児童クラブは木をふんだんに取り入れた広さ127平方メートルの快適空間。隣接する環境事業センターからの「音や振動を極力伝えないよう苦心した」と紀伊さんは語る。
工期は旧施設の解体を含めておよそ19カ月。完成した施設を見て紀伊さんは「安全に無事完成してほっとした」と胸をなでおろす。長期に渡る工事については「地域の皆さんのご理解と、関わってくださった各事業者さんの尽力のおかげ」と感謝を口にする。
紀伊さんは「働く人、子どもたち、ともに良い時間を過ごしてもらえたら嬉しい」と締めくくった。
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