藤沢を「青春のまち」に――。
春分の日の21日、片瀬海岸西浜に特設ステージが登場し、現役高校生らが江の島を背景に歌やダンスなどのパフォーマンスで観客を沸かせた。「THE POWER OF KOUKOUSEI」と題したイベントで昨年に続き2度目。主役は青春を謳歌する高校生だ。
市民団体「フジサワキカク」と藤沢市などが主催。昨年、新型コロナ禍で文化祭など発表の場が失われた高校生を応援しようと初開催した。
今年になっては感染状況は落ち着いてきたが、高校生と街をつなぐイベントとして継続を決定。ステージ装飾や機材は趣旨に賛同する地元企業が協力し、MCは地元出身の俳優、大矢剛康さん=人物風土記で紹介=が務め、花を添えた。
この日はSNSなどで応募があった15組が出演。藤沢清流高校の仲間と4人組バンドでライブを披露した2年生の森夏葵さん(17)は「普段はライブハウスなので、屋外の開放感があってとても楽しかった」と笑顔を見せた。
フジサワキカク代表の村田遥人さん(31)は「藤沢は自然豊かで青春が似合うまち。『コロナ禍だから』ではなく『藤沢だから』を合言葉に、恒例のイベントに育てていきたい」と話した。
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