計測と制御技術を生かした製品で世界展開をしているアズビル(株)の藤沢テクノセンター(川名)で、高谷小学校3年生を対象にした省エネ学習が行われた。2月下旬から3月にかけて5回に分けて実施され、144人が学んだ。
同小学校からの要望を受け、社会貢献活動に注力する同社が快諾。プロジェクトチームを立ち上げ、藤沢テクノセンターの設備を活かした省エネをテーマに内容を組み上げ、児童を迎えた。
最終日の9日には29人の児童が参加。座学で省エネを学んだ後、施設内を見学。太陽のエネルギーで湯をつくり冷暖房に活かす蓄熱槽や、人の存在に合わせて機能する空調を見学。人感センサーで省エネ化された廊下では、歩く先の照明が点いていき、後ろの照明が消えていくシステムを体験、驚きの声を上げていた。
体験を終えた児童は同社の技術に感動しつつ「省エネを楽しく教えてもらった。電気やテレビをこまめに消すとかできることからがんばりたい」と話した。引率した佐藤郁教諭は「身近なところで子どもたちに学ぶ機会をいただけて感謝」と謝意を示した。
担当した同社社員は「今後も地域との交流を積極的に進めていきたい。準備は大変だけどやって良かった。元気がもらえた」と述べた。
|
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>