地方巡業で全国最多の開催記録を持つ「第28回大相撲春巡業藤沢場所」が15日、秋葉台文化体育館で行われた。コロナ禍を経て4年ぶりの開催。5400人の満員御礼となった。
会場外には色とりどりののぼり旗がかかり、お祭りムードに。わんぱく相撲はコロナ禍の影響で開催されなかったが、公開稽古や相撲甚句など地方巡業ならではの特別イベントが行われ、同巡業を取り仕切る勧進元で(株)湘南営繕協会代表取締役の最上重夫さんは「多くの方の期待と応援あっての開催。うれしい限り」と話した。
目玉は全国巡業の中で唯一の開催となる「幕内トーナメント」。現番付中唯一の横綱である照ノ富士や、今年の春場所で初優勝した関脇・霧馬山など16人が参加し、本場所さながらの真剣勝負を繰り広げた。
中でも注目を集めたのは、昨年秋場所に途中休場以来7カ月ぶりとなる締込姿での土俵入りとなった照ノ富士関。初戦、九州場所優勝者の阿炎を上手投げで、その後も翠富士、霧馬山を退け、決勝で小結・若元春と対戦。得意の右四つからの寄り切りで勝利し、会場からは拍手と歓声があがった。
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