絵画に魅了された一族の足跡――。
「4人のつかもと仕事展1903―2023」があす5月20日(土)からギャラリーgineta(藤沢1055)で開かれる。
湘南中学校(現湘南高校)で美術教員を務め、帝展や文展に出品し藤沢市美術家協会創立にも携わった塚本茂さん(1903―83)。長男で市内の中学校で教鞭をとり、個展で作品を発表し続けた惇さん(1936―2007)。高校教諭を経てパリで画家活動する三男・実さん(80)、デザイナー兼画家として活動する孫の元さん(50)の4人の作品を初めて一堂に展示する。
会場には、4人に偶然共通した作風という「写実の風景や植物画」や、デッサンやエスキースなど、未発表の作品を含む約50点が並ぶ。4人の過去の家族写真や茂さんの過去の展覧会案内、当時の新聞記事なども合わせて展示し、「それぞれの画家としての足跡、つながり、作品が世に出るまでの仕事ぶりを感じてもらえたら」と元さん。
元さんは「祖父・茂、父・惇の生前を知っている方にもぜひ来場いただいて、思い出話も聞かせていただけたら」と呼び掛けた。
会期は20日(土)から22日(月)、26日(金)から28日(日)の6日間。午前11時30分から午後6時(最終日は5時)。会期中の問い合わせは同ギャラリー【電話】0467・75・8571。
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