藤沢が舞台のアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』と小田急電鉄とのコラボ企画が始まった。
6月23日(金)にシリーズの新作映画『青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない』が公開されることに合わせたもの。初日の4日には、作中でヒロイン桜島麻衣を演じる声優の瀬戸麻沙美さんが片瀬江ノ島駅の「1日駅長」に就任し、同駅前で式典が行われた。
小田急の制服に身を包み、同社藤沢管区長の熊澤巌さんからたすきをかけられた瀬戸さんは「作品の舞台となった場所で駅長を務めさせていただき、本当に光栄です。江の島は景色の良い場所や美味しい食事も多いので、多くの人に訪れてほしい」と話した。
今回のコラボ企画では7月2日(日)まで、「桜島麻衣」による構内アナウンスが藤沢駅と片瀬江ノ島駅で行われているほか、14日(水)からはオリジナルうちわの配布(湘南台・藤沢・片瀬江ノ島駅)やポスターの掲出(小田急線各駅)などが予定されている。
作品は2018年に放送開始。藤沢や鎌倉の実際の風景が多く登場することから、ファンによる「聖地巡礼」も盛んに行われた。
この日、イベントに集まった会社員男性(38)は作品をきっかけに5年前、都内から藤沢市に移住したという。「ファンにとって聖地巡礼は特別なもの。今回の映画で出てくる場所も巡りたい。作品の世界をより身近に感じられるのがうれしい」と話した。
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