まちの美化活動を進める御所見地区生活環境協議会(梶ヶ谷敏明会長)が9日、環境大臣が表彰する地域環境美化功績者に選ばれた。梶ヶ谷会長は「先輩たちの活動含め、認めていただけて本当にうれしい。今後の活動のやりがいにもなる」と喜びを述べた。
同表彰は毎年6月の環境月間にちなみ、環境保全・美化に功績のある個人や団体に対して行われる。今年度は、全国で41人、59団体が選ばれた。
御所見地区環境協議会は、「御所見ごみゼロ運動」などの清掃活動や、不法投棄防止パトロールによる未然防止活動の積極的な展開や、市民啓発に力を入れた点が評価された。
同協議会は御所見地区の13自治会の関係者らで組織。1982年に発足し、40年以上活動を続けている。特に不法投棄の撲滅は長年のテーマ。地道にパトロールを行い、市と協力して監視カメラ、センサーの設置を進め、2020年67件あった不法投棄回収実績が、2年後22年では26件と半分以下に抑制できた。
だがゼロには遠い。かつては事業者が多かったが、今では一般家庭からの投棄も増えた。梶ヶ谷会長は「未来の子どもたちのためにも、きれいなまちづくりを進めていきたい」と改めて決意を語った。
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