江島神社辺津宮で、貝殻で出来た風鈴約200個が涼し気な音色を奏でている。8月31日まで開催中のライトアップイベント「江の島灯籠」の一環で、今年初めてお目見えした。
瑞心門をくぐり抜けて石段を上がると、白い貝殻で出来た風鈴の数々が来場者を迎える。貝は土産物などに使われる「カピス貝」という種類で、風が吹くとシャラシャラと涼やかな音を響かせる。周囲は夜になると青いライトで照らされ、拝殿のたたずまいと相まって幻想的な雰囲気に。訪れていた20代のカップルはスマートフォンを傾けながら「涼し気でいいね」と話していた。
イベントは湘南藤沢活性化コンソーシアムの主催で16回目。瑞心門から辺津宮にかけては空間デザイン集団「VELVETA DESIGN」が手掛けた光の演出が楽しめるほか、江の島サムエル・コッキング苑や岩屋など島内主要施設に約千基の灯籠が設置されている。同コンソーシアムの二見将幸会長は「島内各所で演出を施している。この季節ならではの夕涼みを楽しんで」と来場を呼び掛けている。
点灯はきょう11日〜16日と土日が午後6時から9時。そのほかは8時30分まで。
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