非農家の市民らが家庭菜園を楽しむことができる「遠藤ふれあい農園」(遠藤)で5日、農作物の育成や管理状況を評価する「立毛品評会」の表彰式が行われた。
遠藤ふれあい農園組合(青木幸男組合長)が主催。農作業に取り組む利用者の励みにしてもらおうと毎年実施している。
今年は250区画を対象に同組合員や市職員、さがみ農業協同組合(JAさがみ)遠藤支店の関係者らが農地の管理状況や作物を事前審査。得点方式で計57人が入賞し、最優秀賞やJA特別賞などが選ばれた。
寸評ではJAさがみの専門委員が「各圃場は以前に比べると全体的にきれいになってきた」などと講評。運営委員長を務める青木組合長は「皆さん野菜を作るのが上手で得点をつけるのが難しかった。利用に関するマナーも年々良くなっているように思う」と話した。
優秀賞、JA特別賞をダブル受賞した高野幸雄さん(73)=渡内=は同園が開園した20年ほど前から利用する愛好家。ナス、キュウリ、トマト、ピーマンなどを育てており、農作物をおすそ分けした近所の人に喜んでもらうのがやりがいだ。「今年は特に暑くて作業が大変だったけど、野菜が上作で賞もいただけた。満足です」とほほ笑んだ。
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