藤沢市の熱中症で救急搬送された人が6月25日から7月29日までの期間で70人となった。
救急搬送者数は週間で集計される。市消防局救急救命課によると、熱中症の搬送者数は7月2日〜8日は4人だったが、翌週9日〜15日では16人、続いて16日〜22日では31人と跳ね上がった。23日〜29日は減少傾向ではあるが、まだ高止まりの14人となっている。また、搬送された人の半数が65歳以上だった。
気象庁が観測している辻堂地点の平均気温でみると、搬送者数が少ない6月26日〜7月2日、3日〜9日の平均気温はそれぞれ25・5度、25・6度だったのに対し、搬送者数が跳ね上がる9日〜16日、17日〜23日の平均気温は27・4度、27・3度と、およそ2度弱上がっている。24日〜30日は、さらに上がり28・4度まで上昇した。
気象庁では、8月も気温が高いという見通しを出している。同課によると、熱中症による救急搬送は9月頃まであり、「部屋のなかでも熱中症になることがあり、暑いと感じたらエアコンなどを使って予防してほしい」と呼びかける。
熱中症予防を
藤沢市では「熱中症に気を付けましょう」と題した情報提供をホームページ上などで行っている。ホームページには「日差しを避ける」「こまめな水分補給をする」といった日頃の注意点に加え、熱中症の初期症状や応急処置の方法などが記されている。
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