藤沢市は八部(はっぺ)球場=鵠沼海岸=の老朽化した一部施設を改修するため、きょう8月18日からインターネット上で資金を募るクラウドファンディング(CF)を実施する。広く支援を集め、「市内外を問わず多くの方が愛着を持った球場にしていきたい」としている。
同球場は1970年に完成。市内では唯一観客席(3300席)を備える球場で、長年野球ファンに親しまれてきた。
市によると85年に全面改築したほか、過去数度にわたって部分的な改修を実施してきたが、施設の老朽化が進んでいた。
今回改修するのは、外野防護マットのうち、特に損傷が著しい3塁(左翼)側の約80m。目標額は300万円に設定し、市が今年度当初予算に計上した約2180万円の一部として活用する。改修時期は今秋から年明けごろを想定している。
銘板に名前掲載
寄付は個人、企業・団体とも千円から可能。個人の場合は、球場入口に設置予定の記念銘板への氏名掲載(1万円〜)か、地元特産の豚肉やパン、飲食店の食事券などの返礼品(1万円〜)が選ぶことができる(返礼品は市外在住者のみ)。企業・団体の場合は防護マットや観客席内(50万円〜)や記念銘板(3万円〜)に団体名が掲載できる。掲出期間は10年。
市スポーツ推進課では「自分の名前や団体名があれば愛着が湧きやすい。ぜひ多くの人に関わってもらいたい」と寄付への協力を呼び掛けている。
個人の寄付はふるさと納税サイト「さとふる」から。企業・団体は所定の用紙を同課に提出し、寄付金を納付する。受け付けは11月17日まで。
問い合わせは同課【電話】0466・50・8243。
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