開園から60余年が経過し、現在改修工事が進められている鵠沼海浜公園(スケートパーク)で10日、安全祈願祭が行われた。事業者や市関係者など約30人が出席。来春の「スケボーの聖地」誕生に向けて、工事の安全を願った。
整備事業は市が改修事業者を公募し、民間資本を活用する「Park-PFI」を活用。2021年11月に小田急電鉄など11者が構成する団体が事業主体に選ばれた。
事業面積は約1万6千平方メートル。18年に完成した全国でも最大級の「コンビプール」を中心に、初心者から上級者までが競技できるスケートボードの専用施設や自転車競技BMXエリアを整備。飲食や物販を提供するテナント棟も新設する。スケートパークの設計は東京五輪でも設計を担当した(有)マサケンが手掛ける。
小田急電鉄の担当者は「地域に根ざしながら世界に誇れる場所にしていきたい。公園の潜在能力を最大限に生かして魅力ある場所によみがえらせていく」と話した。
同公園は1961年に開園。小田急電鉄が運営する「鵠沼プールガーデン」などを経て01年にスケートパークとして再出発した。改修後の開園は当初23年秋頃を想定してたが、近隣住民などに配慮した設計に一部見直したため、半年ほど先送りしたという。
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