意見広告・議会報告
藤沢市政再起動を実現する会 国松 誠 意見広告【2】 交通不便・安全の課題解決を探ろう コミュニティバス・ライドシェア選択肢見つめる
高齢化の進展に伴い、運転免許を返納する方が増えています。
そこで気になるのが、地域の交通手段です。免許返納は、ご自身の運転に不安を覚えた方が多いと聞きますが、一方で日常生活の「足」を失うことで不便になることを気にされる方も少なくありません。
過去、痛ましい事故があったことを教訓に自主返納を進めるためにも、地域の「足」を確保していくことは両輪として考えなければなりません。
そこで注目したいのが各地で要望のある「コミュニティバス」と、ここのところ話題の「ライドシェア」です。
コミュニティバスはすでに取り組みが始まっている試みで、地域の生活圏に合わせて巡回する小規模のバス路線です。ただし、道路事情や採算面など、導入には難しい問題が山積しています。
ライドシェアは、あまり馴染みがないかもしれませんが、一般のドライバーが有料で目的地まで人を乗せるいわゆる相乗りという考え方です。
話題となる背景には、交通不便の解消に加え、タクシー業界で、コロナ禍を境に運転手が不足、インバウンド復活で需要が増え、不足度合いがより進むのではという見方があり、最近になって菅前総理や河野デジタル大臣が発言し、神奈川県の黒岩知事も取り組んでみたいと言及しています。
私自身もライドシェアをタクシー業界のみなさんと共同して実現させる方法を模索する、そんな時期にきていると考えています。
ただし、このライドシェアにも大きな課題があります。現在の日本では「白タク」と呼ばれる違法行為にあたるため、規制緩和が必要で、安全を裏打ちする仕組みづくり、業界への理解など実現には相応の時間が必要だと考えられます。
交通安全とまちの利便の確立は、変化する需要に合わせて速やかに応じていく必要があると考えます。喫緊に対応が必要ならば行政支援も視野に入れたコミュニティバスの導入を、そして継続して共助的な意味あいもあるライドシェアの実現に向けた議論を深めていく。我が藤沢市では何ができるのか、ともに考えていきたいと思います。
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