新江ノ島水族館(片瀬海岸)で21日、この1年間で亡くなった飼育生物と近隣地域で飼われていた生物を慰霊する「水の生きものとペットの霊追悼法要」が行われた。
動物愛護週間(9月20〜26日)に合わせ、旧・江の島水族館時代から数えて通算45回目の実施。龍口寺(片瀬)の塚本敬之執事長を迎え、同館スタッフと近隣の長谷幼稚園(鎌倉市)、比企谷幼稚園(同)の園児と教員、保護者ら計150人が参列した。
参列者たちは国内最高齢の47歳で5月に亡くなったゴマフアザラシの「天洋1」やフンボルトペンギンの「ヒカル」「アカリ」「コンペイ」、一般家庭や幼稚園、学校などで飼育されていた動物たちに祈りを捧げた。
崎山直夫館長は「亡くなったすべての生き物に感謝し、この慰霊祭を続けている。これからも生き物を研究し、楽しくためになる施設として、命の大切さを伝えていきたい」とあいさつした。
花束を供え、焼香した比企谷幼稚園の女児(5)は「幼稚園にいたカブトムシや金魚、水族館の生き物たちに元気でねと思った。さびしいけれど手を合わせられて良かった」と話した。
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