藤沢 スポーツ
公開日：2023.09.29
マスターズ空手全国で連覇
市空手道連盟の宮國さん 須山さん３位
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連覇した宮國さん（右）と須山さん
生涯スポーツとして競技を行う選手の全国大会「日本マスターズ２０２３福井大会」の空手道競技が４日まで福井県で開かれ、神奈川県代表として出場した藤沢市空手道連盟所属の宮國淳さん（45）＝横浜市戸塚区＝が男子形１部（40〜49歳）で優勝した。
同所属の須山利恵さん（57）＝城南＝は、女子組手５部（55歳以上）で３位入賞を果たした。普段は市内で空手の指導者を務めている２人は「指導者として一人でも多くの選手の育成に携わり、選手としてももっとレベルアップをしていきたい」と話した。
宮國さんは、昨年に続き優勝し２連覇を達成。普段は「剛柔流尚徳館」の代表を務め湘南台や六会の公民館などで小学生や学生を指導している。
今大会は２連覇に目標を定めて臨んだ。怪我で思うように稽古ができない期間もあったというが、「精神力と周りのサポートがあって乗り切れた。良い形で演舞に集中できた。応援してくれた人たちが喜んでくれてうれしい」と振り返った。
須山さんは、辻堂新町が拠点の「凛空会」で道場代表を務めている。37歳から空手を始め、選手活動は８年目。関東マスターズ女子組手５部で21年、22年に２年連続優勝するなど実力をつけてきた。「いくつになっても夢を諦めず努力する素晴らしさを道場生に伝えられたら。今後も楽しみながら選手活動を続けていきたい」と展望を話した。
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