今年2月に7つの島があることが確認された江の島と、放送開始から55周年を迎えた「ウルトラセブン」がコラボレーションした回遊型イベント「7つの島のエノシマセブンめぐり」がきょう10月6日(金)からスタートする。2つの「7」にちなみ、スタンプラリーなど多彩な企画を用意。記者会見には同作の主役、モロボシ・ダンを演じた俳優で市内在住の森次晃嗣さん(80)も駆けつけ、イベントをPRした。
イベントは新江ノ島水族館と市、市観光協会、江ノ島電鉄が共催。副題に「ウルトラセブンと怪獣たちの物語」と銘打ち7つの島の不思議な力に誘引されて大海原から怪獣が続々と集まってくるというコンセプトだ。スタンプラリーでは参加者が「ウルトラ警備隊」の一員になり、島内や周辺エリアを巡りながら"侵略者"を捜索する。
鵠沼海岸で飲食店を経営し、60年来藤沢に暮らす森次さん。放映当時は江ノ電と小田急を乗り継いで都内の撮影所へ通っており、各地を回る中で「江の島は全国区だが、藤沢を知っている人は少ない」とかねて感じていたという。一方、長年暮らした街の印象は「最高です」と太鼓判。イベントの開催に向け「色々なところからファンが駆けつける。『藤沢の江の島』と認識してもらい、街を楽しんでもらいたい」と期待した。
記者会見には鈴木恒夫市長、同館の堀一久社長、市観光協会の松崎正一郎専務理事が出席。イベントを企画した同館の堀社長は「水族館としても運営コンセプトに観光地・藤沢を回遊して楽しんでもらう『フィールドミュージアム構想』を掲げている。多くの人に江の島を歩いて魅力を満喫してほしい」と話した。
11月19日まで。期間中は4カ所でスタンプを集めると限定シールを進呈。同館では水や海にちなんだ「水の怪獣展」などもある。詳細は市観光公式ホームページへ。
国土地理院2島→実は7島?
国土地理院は今年2月、江の島には7つの島があると発表した。航空写真の解像度の向上など測量技術の進歩で判明したという。
島の定義は海洋法に関する国際連合条約で外周100m以上ある陸地と定められている。これまでは2つの島があるとされていたが、最新の電子国土基本図で計測したところ、7つの島(江の島、たこ島、長磯、ひょうひょう島、鵜島、広鵜島、離鵜島)が基準を満たすと分かった。
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