プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が先月26日、東京都内で開かれ、日大藤沢高校3年の田上優弥遊撃手(18)が巨人から育成4位指名を受けた。田上選手は「早く支配下登録されて、プロで活躍したい」と抱負を語る。
田上選手は横須賀市出身。小学6年で横浜DeNAベイスターズジュニアとして活躍。中学では神奈川ボーイズに所属し、日大藤沢では1年からレギュラーの座を射止め、高校通算11本塁打を記録した。
180cmを越える長身と82kgの恵まれた体格ながら、俊足と強肩、安定した守備でバランスの良い選手として評価が高い。ドラフトでは支配下でのプロ入りはかなわなかったが、将来性から育成指名を得て夢の舞台へ第一歩を踏み出した。
田上選手は「指名を受けて安心した」と笑顔。「日大藤沢での3年間があったからこそプロに行ける。個性の強い仲間が多く、チームメイトに感謝しています」と話す。巨人のイメージについては「とても強く選手層も厚い。新人からしっかりと活躍していきたい」と意欲を燃やす。
3年間指導した山本秀明監督は、「攻守共に良いものを持っている、何でもできる選手。1年の時からレギュラーというプレッシャーのなかプレーしてきた」とし、「特に最後の1年は精神的な成長も感じられた。プロでも活躍できるようにがんばってほしい」とエールを送った。
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