横浜国立大学(横浜市保土ヶ谷区)はこのほど、「新湘南共創キャンパス」を湘南アイパーク(村岡東)に開設した。近隣では新駅開業を見据えた新たなまちづくりが構想されており、多様な関係者と連携しながら超高齢化に伴う健康課題の解決を目指すという。
同キャンパスでは医療・ヘルスケアなどに関わる研究活動と共に、地域に根差した教育活動を展開。付随する地域課題の解決にも取り組む。
具体策の一つが高齢者が健やかに歩くことができ、快活に働き続けることを目指すプロジェクト。今年度、科学技術振興機構(JST)の支援プログラムに採択され、寝たきりや歩行困難の要因とされる脳卒中や認知症、虚弱(フレイル)を対象に日常生活での行為や動作に関するデータを分析しヘルスケア技術の研究開発を行う。
8日には同大と藤沢市が連携協定を締結。鈴木恒夫市長は「市は健康寿命日本一を目指しており、一緒に課題を解決してもらえることは心強い」、梅原出学長は「地域創生や活性化は国立大学の使命。地域住民とともに課題解決を目指していきたい」と述べた。
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