第53回関東団地少年野球神奈川支部秋季大会の本大会(6年生以下)決勝戦が9日、八部野球場で行われ、明治オリオンズが善行リトルエンゼルスを10対0で退けて優勝した。10年間チームの指揮を執り、年内をもって勇退する宇都宮政広監督(52)を胴上げした。
同大会には市内と近隣の茅ヶ崎市などから18チームが参加。オリオンズは4試合中3試合で完封勝利を収めた。宇都宮監督は「得点に大差がついた試合でも負けたら終わりという緊張感を持ち、全員が力を合わせて1試合ごとに強くなったことが優勝につながった。(胴上げは)感無量」と選手らを称えた。
「大会で優勝して監督を胴上げします」。10人の6年生は今年の初めにそう宣言。キャプテンで捕手の添田義裕さん(明治小6年)は目標を達成するために「チームが一丸となり、一球一球を大切にプレーすることを意識してきた」という。監督から勇退を伝えられたのは夏だった。
卒団する6年生にとっても有終の美。添田さんは「最後の大会で監督を胴上げすることができてうれしい。10年間、本当にお疲れさまでした」。
|
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>