藤沢駅周辺の再整備事業を巡り、藤沢市は2日、同駅前エリアのデザインコンセプトを「まちや人をつむぐ。」と明らかにした。多くの人が行き交う「湘南の玄関口」として、機能性や多様性のある空間づくりを目指していく。
同日の市議会特別委員会で市が報告した。
デザインコンセプトは駅前街区の公共施設整備や民間施設建て替え時などの指針の位置づけ。学識経験者やエリアマネジメント団体、鉄道事業者、市職員から成る「藤沢駅前街区エリアデザイン会議」が2022年度から計6回、南北自由通路のデザインと合わせて議論を重ねてきた。
コンセプトの考え方として安全性や分かりやすさを基本要素とし、多様な文化や人の交流、藤沢の豊かな自然などを加えた5つの要素を提示。これらをつむぎ合わせることで「藤沢駅前らしいエリアデザインを目指す」としている。
小田急藤沢駅改札の橋上化など第1期工事が27年度までに完成する南北自由通路については駅周辺への回遊を促し、賑わいが街区全体に広がるデザインを提案。「『駅・人・まちをつむぐ』自由通路」をコンセプトにデザインパース(検討案)も示した。
市は今年度内に藤沢駅南口駅前広場再整備基本計画を策定。今後、南口の再整備事業についても順次着手していく考え。
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