完成した防護マット
資金をクラウドファンディング（ＣＦ）を通した寄付で募り、改修工事が進められていた八部野球場の外野防護マットのお披露目の式典が４日、同球場で行われた。
今回改修されたのは３塁側の93ｍ。寄付は昨年８月から11月に行われ、個人１５１、企業・団体から59、計２１０件が集まった。総額は１４４８万円に上った。
式典には鈴木恒夫藤沢市長、桜井直人市議会議長、寄付企業代表者らが参加。あいさつに立った鈴木市長は寄付の多さに驚きと感謝を示しつつ、「多くの若い人が成長し、巣立っていった場所。市のスポーツ都市宣言にある『観る・する・支える』活動をがんばっていく」と決意を述べた。
寄付を行った地元企業（株）バイオクロマトの木下一真代表は、完成を喜ぶとともに「自分が小学生の頃に行進した球場。次世代を担う子どもたちの成長に少しでも貢献できていたらうれしい」と話した。
同野球場は１９７０年に完成。今後１塁側も改修する予定。
寄付者の芳名板も披露された
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