神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2024年3月22日 エリアトップへ

同性パートナーも扶養対象 市、職員人事制度を変更

社会

公開:2024年3月22日

  • X
  • LINE
  • hatena

 藤沢市は4月から人事制度を一部変更し、市職員の扶養手当や結婚休暇の対象に同性パートナーを加える。11日、藤沢市議会本会議で市職員に関する改正条例案が賛成多数で可決された。県内の市では横浜、川崎、横須賀、大和の各市が同様の制度を導入している。LGBTQなど性的少数者らの人権尊重や多様性の理解促進を図る。

 変更後は人事制度の手当や休暇の対象者として、従来の「届け出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情がある者を含めた配偶者」に「同性パートナー」を追加。市が同性カップルの関係を公的に認める「パートナーシップ宣誓制度」の受領証などを提示すると、法律上の配偶者と同様に手当などが受けられるようになる。

 対象は扶養や退職、住居、単身赴任などの手当と結婚、出産補助、育児参加、介護などの休暇。結婚休暇ではこれまで対象外だった事実婚も対象に加える。

 市は2021年4月に市パートナーシップ宣誓制度を導入。市によると現在約50組が制度を利用している。人事制度の変更は人権と多様性を尊重する同制度の趣旨を踏まえたもので、宣誓者から受領証の利用機会拡大を望む声や関係団体から制度拡充の要望あったことなどを受けた。

 市は6日の常任委員会で「宣誓制度に基づいて制度やサービスを増やすことは性的少数者を始めとする多様性の理解促進と差別偏見のない社会の実現につながるもの」と意義を説明。同委員会でも賛成多数で採決されていた。

 市は制度運用にあたり、プライバシーの保護については細心の注意を払うとしている。

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

藤沢版のトップニュース最新6

産学医連携であす初開催

新湘南ウェルビーイングフェスタ

産学医連携であす初開催

次世代の健康管理や移動体験

11月22日

26年度で廃止か

ふれあい入浴事業

26年度で廃止か

「公平性に欠ける」監査で指摘

11月22日

市の説明会に不安の声

稲荷やすらぎ荘

市の説明会に不安の声

”閉鎖・廃止”勘繰る利用者も

11月15日

夢のマウンドへ

東海大相模藤田投手

夢のマウンドへ

羽鳥中出身 日ハム2位指名

11月15日

藤沢産バナナ初出荷

遠藤在住小林さん

藤沢産バナナ初出荷

JAさがみ直売所で今月末まで

11月8日

六会工区が開通

善行長後線

六会工区が開通

12月から、交通利便性向上

11月8日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月22日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

平均歩数で景品ゲット

ふじさわ歩くPJ

平均歩数で景品ゲット スポーツ藤沢市

申込締切は11月30日(土)

11月1日~12月31日

藤沢版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook