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藤沢版 公開:2024年4月26日 エリアトップへ

「人間を救うのは人間だ」この思いに応えたい 日赤常任理事 最上重夫氏に聞く

社会

公開:2024年4月26日

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「人間を救うのは人間だ」この思いに応えたい

 --献血キャンペーンで最多を更新しました。

 大相撲藤沢場所と連動した献血キャンペーンが13日、終了した。これまでも国内最大級と評価されていたが、今回も過去最多でさらに規模を拡大した。キャンペーンを先導しているのは、地元で(株)湘南営繕協会を営む最上重夫氏。同氏はこのキャンペーンを含む献血活動や日本赤十字社への貢献で、4月、同社活動に関わる13人の常任理事の1人に。その思いを聞いた。

 「人間を救うのは人間だ。この日赤の思いに皆さんが応えてくださった。大変感謝している。とは言え、県内の需要に対してはまだ不足し、他地域から補ってもらっている。もっと活動を大きくしていかなければ」

 --藤沢場所会場でのキャンペーンの式典では県知事含め7首長が出席していました。

 「日赤県支部長の黒岩(祐治)知事を始め、各市町から特に献血活動について多くの理解、協力をいただいている。またあの場で集うことが命を守っていこうと、みなさんと心を一つにする機会になっていたら嬉しい」

 --日赤の常任理事に就任されました。

 「日赤の方を除くと全国6人の内の一人。光栄であり、重責を感じている。本社のみなさんと共に、日赤の人を救う活動に貢献していきたい」

 --今後、献血活動がさらに拡大すると聞きました。

 「おかげ様で。本業含め、社会貢献活動を通して知り合った企業、大学、団体などの方々から続々と協力を申し出て下さっている。市民のみなさんが気軽に献血できる機会を増やし、今まで以上に貢献したい」

 --教育にも注目されている。

 「海外では献血は文化と呼べるくらいに浸透している国もある。また国内では高齢化で献血人口が減り、必要とされる方が増える傾向にある。血液は人工的に作れない、長期保存はできない、我々が知っている当たり前があまり知られていない背景もある。今の子どたちや若い人たちに訴える必要がある」

 --献血活動のほか、商店会では子どもたちの見守り、障害者に対する寄付など社会貢献を幅広く実施されていますが、その理由は。

 「社会貢献は自分自身と企業の財産になると考えている。本業以外でもみなさんに幸せをとどけていく、そのプライドは働く上で希少な価値。当社社員も本業に加えて藤沢場所、献血と大車輪で頑張ってくれ、誇りに思う。引き続き一丸となって取り組んでいきたい」

■(株)湘南営繕協会(亀井野1の24の2)

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

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