新江ノ島水族館は1日からカタクチイワシの特別展示を始めた。同館の開館20周年企画の一環で7月10日(水)まで。
カタクチイワシの稚魚で地元特産品でもあるシラスは、同館が2014年4月に世界で初めて生体を常設展示。シラスは環境の変化に弱く、飼育が難しいとされるが、以来、累代繁殖にも成功し現在11代目までが育っている。
会場は2階ウェルカムラウンジで100匹以上が泳ぐ。館内常設の「シラスサイエンス」ではうろこのないシラスから成魚になるまでの成長過程も展示している。
同館の担当者は「江の島の特産品でもあり食卓に上ることもある身近な魚。今回は生きているシラスやカタクチイワシが力強く泳ぐ姿を間近で見ていただけたら」と来場を呼び掛けている。
午前9時から午後5時(午後4時最終入場)。大人2800円。
問い合わせは同館【電話】0466・29・9960。
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