今夏に開設される片瀬西浜・鵠沼海水浴場の西側に設置される「マリンスポーツエリア」の境界が例年より40m拡大されることになった。近年夏のマリンスポーツ愛好家が増加傾向にあり、混雑緩和を目的に海水浴場開設に関わる3団体が実施するもので、初めての試みという。
鵠沼海岸では7日、大潮に合わせ、施工業者が重機を使ってサーフフェンス(白杭)を設置した。高さ5mの杭を2m間隔で砂浜に射し込み、海水浴場の開設に備える。
江の島海水浴場協同組合などによると、近年は海水浴場開設期間中、地元サーファーに加えて市外からの来訪も多く、水面の混雑が課題になっていた。そこでNPO法人西浜ライフセービングクラブと市サーフィン協会との3者でサーフフェンス(白杭)の設置位置の変更を検討。今夏は昨年よりも江の島側に40m移設することで合意した。
同組合の栗原義忠理事長は「水辺の事故やトラブルを防止し、海水浴だけでなく、さまざまな人に快適に安全で楽しめる海だとPRしたい」と話す。今夏も初心者サーフィンスクールのエリアも設置するという。
同海水浴場の開設期間は7月1日から9月1日までの63日間。昨シーズンは約100万人が訪れた。
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