藤沢市は7日、選挙の投票所 入場整理券などの作成業務を委託した(株)イセトー(京都市)のサーバーがサイバー攻撃により、身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」に感染したと発表した。
市では2012年から同社に業務を委託。選挙ごとに委託契約を結んでおり、2月の藤沢市長選では氏名や住所、生年月日など約37万人分の有権者情報を預けていた。
市選管によると、感染は個人情報を格納したサーバーではなく、デザインなどを加工する関連サーバーだが、一部のデータが残されている可能性はあるという。契約では委託業務が完了次第、関連データの消去を義務づけており、現状では個人情報の流出は確認されていない。
市は同社に対し、実態の把握と原因究明、適切な対応策を求めているとしている。
同社と委託関係にある茅ヶ崎市と横須賀市も同日、同様に有権者の個人データの一部が外部に流失した可能性があると発表した。
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