子育て世代をサポートする多機能な保育室として活用しながら、木材に親しむ場を提供する「木育トラック manaviba(マナビバ)」の完成お披露目会が先月29日、市内土棚の「いすゞプラザ」で行われた。
同トラックは、いすゞ自動車の2トン車両を使用。荷台部分の内装に木材がふんだんに用いられている。木のおもちゃや授乳室、おむつ替えシート、発電機、Wi-Fiなどを完備。イベントなどで親子の休憩や子どもの一時預かりの場として使用するほか、災害時の子育て支援にも役立てることができる。
広島県に本社を構え、西日本豪雨で被災した経験がある一場木工所が発案・企画・監修した。クラウドファンディングで資金を募り、製作に多数の企業が参加協力した。
お披露目会には青山豊久林野庁長官ほか関係者が出席。同木工所代表の一場未帆さんは「3年かけて1台できた。全国に10台くらいを配置したい」と話した。
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