鵠沼中学校2年の遠藤栞吾さん(13・荏原湘南スポーツセンター所属)が、8月5日から10日までチェコで開催されるテニスの14歳以下国別対抗戦「ワールドジュニア決勝大会」に日本代表選手として出場する。今月12日からフランスで前哨戦があり、個人戦にも臨む。出発前に「日本のテニスが世界のトップレベルで勝てるという可能性を多くの人に伝えたい」と意気込みを語った。
昨年10月、世界を目指すジュニア選手の登竜門といわれる、シングルスのRSK全国選抜大会で3位に入賞。今年5月の全国大会ではベスト4の成績を収めたことなどで、日本テニス協会から代表チームの選手3人のうちの1人に選ばれた。
「これまでの守りのテニスだけでは世界に通用しない。攻めの試合を積極的に展開していくことが大事になる」。課題を明確にそう意識している。体格やパワーに勝る海外の選手にコートで振り回されても、体勢を崩さずにリターンできる強い体幹を鍛えようと、筋力トレーニングや走り込みにも励んできた。
テニス経験者の両親の影響で4歳からラケットを握り、目標としていた日本代表を実現。「うれしさと同時に、国を背負う覚悟を持たなければという思いが湧いた。語学や国際的なマナーを身に付け、海外の人たちと友好も図りたい」とまっすぐに将来を見据える。
荏原湘南スポーツセンターの山本英智コーチは「フィジカル的な能力が高く、技術面など総合的に優れた選手。世界に羽ばたいてほしい」と遠藤さんの活躍を期待する。
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