外出時に夏の暑さを避けるために、藤沢市内で6月から「ひと涼み処」が設けられている。7月5日時点で、公共施設や民間施設など95カ所に設置されており、藤沢市は涼しく過ごせる場所を提供することで、市民の熱中症予防につなげる。
近年は、夏に危険な気温を記録することが多くなっている。熱中症に対する警戒アラートが発表されている時間は外出を避けることが望ましいが、やむなく外出する際に、冷房のある建物内で気軽に休憩を取ることで健康被害を防ごうと、市では昨年、試験的に28カ所の「涼み処」を設置した。
この時は公共施設を中心に行われたが、本格運用となる今年は公共施設以外の施設へ協力を募り、ドラッグストアや商業施設など64カ所の民間施設が参加。公共施設31カ所とあわせて昨年に比べ設置場所が増加した。
涼み処は専用ののぼり旗が目印。利用できる時間や飲食の条件などは各施設によるが、期間中は熱中症の警戒アラートの有無を問わず開放され、無料で利用できる。一部の施設では熱中症のポスターなどの啓発物も掲示されている。期間は9月30日(月)まで。
設置場所や利用条件などは市ホームページで公表されている。市健康づくり課では「多くの方にひと涼み処を知っていただき、体調を崩す前に利用してもらうことで、熱中症の被害を減らすことができたら」と話す。
|
|
<PR>
藤沢版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>