神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2024年7月12日 エリアトップへ

熱中症 搬送数昨年比7件増 暑さ避け水分補給を

社会

公開:2024年7月12日

  • X
  • LINE
  • hatena

 静岡地方気象台で気温40度を記録するなど、危険な暑さが続くなか、藤沢市内でも熱中症の搬送件数が増えている。市消防局救急救命課によると、今年4月29日から7月7日までの間に熱中症で28人が搬送された。昨年の同期時(5月1日から7月9日)に比べ、7人増加した。

 高温多湿の環境に長時間いることで、体温調整機能が働かず体内に熱がこもった状態になる熱中症。日中の屋外での活動は特に注意が必要だが、室内でも発症することがあり、重症になると死亡に至るケースもある。

 同課によると、昨年は5月1日から10月1日までの期間に熱中症により185人が搬送され、このうち1人が死亡している。2022年の搬送者数は153人、21年は90人と、近年は増加傾向となっている。

 今年は、昨年同時期の21人に比べて既に7人多く、年間搬送者数の増加が懸念される。

 搬送された人のうち、昨年は47・6%(88人)が65歳以上の高齢者だった。今年も50%(14人)が高齢者となっている。

 屋内でも熱中症対策として、暑さを感じた場合のエアコン利用が推奨されている。

 今年から、熱中症による重大な健康被害が生じる恐れがある場合に、環境省から「熱中症特別警戒アラート」が発表されている。対象地域では、自発的な熱中症予防に取り組むほか、周囲への見守りを呼び掛ける。

 また、学校現場でも熱中症対策が行われている。市教育委員会学務保健課によると、暑さに応じて小・中学校の体育の授業を見合わせるなど、予防に努めている。

 市消防局では「暑さを避け、こまめな水分補給とバランスの良い食事を心掛け、熱中症から身を守ってほしい」と注意を促している。

藤沢版のトップニュース最新6

32年度財源不足186億円

32年度財源不足186億円

市中期財政見通し改定

11月29日

「手ぶら観光」官民連携支援

「手ぶら観光」官民連携支援

来月、荷物預かり実証実験

11月29日

産学医連携であす初開催

新湘南ウェルビーイングフェスタ

産学医連携であす初開催

次世代の健康管理や移動体験

11月22日

26年度で廃止か

ふれあい入浴事業

26年度で廃止か

「公平性に欠ける」監査で指摘

11月22日

市の説明会に不安の声

稲荷やすらぎ荘

市の説明会に不安の声

”閉鎖・廃止”勘繰る利用者も

11月15日

夢のマウンドへ

東海大相模藤田投手

夢のマウンドへ

羽鳥中出身 日ハム2位指名

11月15日

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月29日0:00更新

  • 11月22日0:00更新

  • 11月15日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

平均歩数で景品ゲット

ふじさわ歩くPJ

平均歩数で景品ゲット スポーツ藤沢市

申込締切は11月30日(土)

11月1日~12月31日

藤沢版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook