柳下さん（左から2番目）と鈴木市長（右から2番目）、生協の関係者＝市役所
市内獺郷で「さんかく農園」を運営する柳下貴士さん（30）＝人物風土で紹介＝が、頑張る若者を応援する２０２３年度キララ賞（かながわ若者生き活き大賞）を受賞した。同賞は生活クラブ生協・神奈川が創設した賞で、今回で33回目。県内を拠点に環境や福祉、国際交流などのさまざまな分野で活躍する若者を表彰している。
柳下さんは「生産から消費をより公正に」「農園を包摂的な参加の場に」を２つの理念として提示。「経済状況に応じて顧客が支払い対価を決める」「短時間１組ずつの交代制」などという方法で農作業体験を提供している。
７月29日に生協の関係者らとともに鈴木恒夫市長を訪問表敬した。同賞の受賞を報告し、「活動を通じてより包摂的な社会の実現を目指していきたい」と抱負を述べた。
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